七五三に着せる着物はこだわりたいという人も多くいるでしょう。特に、女の子の場合は、色や柄にもこだわって、綺麗にしてあげたいと考えている親御さんも多いのではないでしょうか。そこで、七五三の着物を選ぶ時のポイントについて解説します。
・子供のイメージに合う色にする
お子さんによっては、似合う色とそうではない色があります。たとえば、活発的で体を動かすことが大好きなお子さんの場合は、赤や黄色、オレンジが似合いますし、おとなしくて家の中で過ごすことが大好きなお子さんは、ピンクや水色といった、やや淡い色合いが似合います。そして、お子さんの個性を知っているのは、親御さん以外にはありません。
普段から、お子さんの性格や行動をよく見て、似合う色を見つけましょう。
・柄にこだわる
七五三の着物を選ぶときには、その柄にもこだわることが大切です。女の子らしい美しい絵柄が描いてあることが多くありますが、その柄には意味があります。
たとえば、優雅な蝶は卵から幼虫、さらにはサナギとなり、やがて美しい姿へと変貌することから、美しく健やかに成長することを意味しています。
また、桜や梅といった可憐な花が描かれているときには、まるで美しい花のような女性となり、周囲の人に愛されるようにという願いが込められているのです。
・帯
そして、七五三の写真では、バックショットから撮りたいという人もいるでしょう。
そのときには、帯の選び方も大切です。
着物の色や柄と合わせることも大切ですが、それだけでは華やかさが感じられないという場合もあります。
こんなときには、ゴールドなどきらびやかなものや、グラデーションになっていて、特徴的なものを選ぶといいでしょう。
七五三のときに撮った写真は、一生の思い出になります。そして、着物の色や柄はお子さんと一緒に選ぶようにしましょう。お子さんにも、色や柄の好みがあります。一緒に選ぶことによって、更に特別感を感じるようになります。